枝切り過ぎ?

新緑のシーズン、
森も木立も青葉・・・。

そんな中に、丸坊主の木。
かなりの大枝まで切られて、
ちょっと痛々しい感じもするほど。
こちら、上賀茂神社にて。

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枝切りの時期は、常緑樹や針葉樹は新芽が出る前、
落葉樹は落葉あとの休眠中、つまり冬が一般。
その目的は、「樹の形を整える」こと、そして
採光や通風の妨げになる枝を取り除くことです。
こちら、近所の児童公園でも。

mini-IMG_0605穂根塚公園

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いずれも樹種はクスノキ。
この樹はこうした切り方が、
後々の良い枝張り樹形を生むようです。
とはいえ、冬に枝切りをすると、
目に美しい新緑のシーズンに丸裸に。

次の2枚は、大阪桜ノ宮にある森林管理局の前。
枝しっかりの頃(2012年5月)と、

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そして、大枝切り1年後(2017年4月)。

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4月といえばサクラが満開。
管理や手入れのためとはわかっていても、
華やかなシーズンに、この姿はいささか・・・。


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新設・高知林大へ講義に

2015年、高知県立林業学校として先行開校し、
本年4月、本格開校した高知県立林業大学校
その特別教授として任命され、
開校間もない4月27日、
「森林と文化」「里山の過去・現在・未来」をテーマに
講義を行ってきました。

高知へは前日に入り、県知事の尾崎正直氏と面談。
森林県意識と、その人材養成の意欲を
しっかり受けとめることができました。
ちなみに、高知県の森林面積率は84%(全国1位)です。

学校の所在は、香美市土佐山田町。
校名板には、初代校長、建築家・隈研吾氏のサインが。

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新築の校舎には、木材潤沢で、
とにかく気持ちが良い。

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ただ、そればかりでなく、
壁板に説明があったり、大教室の天井に板がなく素通しで
屋根裏の木組み構造が見えたりと、校舎自体が木材標本を兼ねていて、
さすが、森林管理、林業技術に加え、
木造設計の専攻コースももつ学校らしく。

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小教室の個人用机ももちろん木製、ニューデザイン。

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聞けば、高知林大の設立には、
先行の京都林大をモデルとすることも多かったとか・・・。
今後も協力し合って、共に輝く成果をあげていきたいと思います。

周辺の山々、この日はシイの花盛りとタケの秋。
林大設立、その先行きを祝って「山笑う」。

mini-IMG_0548高知林大→空港


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馬ヶ瀬山20周年

琵琶湖西岸、JR湖西線北小松駅から徒歩10分。
比良山系の一部にあたる馬ヶ瀬山国有林。
ここは、大阪のNPO自然と緑が
森林保全の様々な活動をしてきたところ。
「水源とふれあいの森づくり」と称して、
植栽、下刈り、間伐、炭焼きなど、毎月定例の作業。
それに、NPO主宰の自然大学の間伐の実習。

NPOが保全活動を始めて20年経過。
4月22日、現地で、20周年記念集会。
関係者に呼びかけ、約140人が参集。
国有林であるので、管轄の滋賀森林管理署長、
近畿中国森林管理局からも。

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開会にあたって、私もご挨拶。
近畿1,400万人の「水がめ」と言われる琵琶湖。
しかし、汲み出す一方なら、「水がめ」は空になる。
常に誰かが汲み入れてやらねば・・・。
それをやってくれているのが琵琶湖を取りまく森林、と。

現場へ入って、間伐、丸太切り体験。

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同行の子ども達も伐木体験。

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炭焼き、草木染め、そして自然観察、
お昼は、山菜料理活動の人たちによる
10種あまりの山菜類の天ぷらで。

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机に並べられて、各自お好みを・・・。

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一日晴天の下、まずまずの盛会。


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サクラ花始末記

今年のサクラの花、繰り返すが、
平年よりずっと早かった(→2018.3.294.3ひとりごと)。

大阪淀川の源八橋周辺はサクラの名所。
最寄りのJR駅、その名も「桜の宮」、
毎年満開の時期、橋西詰の森林管理局で
市民講座「大阪自然大学」の開校式。
ところが今年は4月8日、すでに花散り果てて。
日程変更が無理だったのか「葉桜の宴」何組も。

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他方、木曽福島。
標高700mを越すこの地では、平年4月下旬に開花。
ところがここでも、今年は早かった。
長野林大では、4月5日の入学式に咲き、
「学校創設40年にして初めてのこと」だったとか。
その1週間後に私が出向いた時には、近在の興禅寺、
木曽義仲の手植えと伝わるシダレザクラが満開に。

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京都林大では、
4月2日に既に満開だったベニシダレザクラが、

9日の入学式までもった (→2018.4.16ひとりごと)。

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ところがなんと、さらに1週間
17日にまだ咲いて・・・。さすがに色は薄くなったが。

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樹木が花をつけるためには、
ある一定の寒さが必要(→2010.3森林雑学ゼミ)。
今年の早い開花は、
早めの寒波、続く温暖という気象条件が
そろったからのこと、と考えるも、
では、京都林大の花期が長かったのは・・・?
低温が再来し、一寸続いたたためかな、と推測しています。


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京都林大第7期生入学式

4月9日、京都林大 第7期生入学式、
和知ふれあいセンターにて。

mini-IMG_0360京林大入学式


開式、国歌斉唱、校長より12名に入学認定宣言。
そして、校長式辞。
昨今、全国に林大設立ラッシュ。
その中での京都林大、教育理念は
「自然を尊敬できる人、そして、
その摂理を現実面に活かせる人材の育成」。
それは、先日公表の高校学習指導要領改定案、
理科「生物」に
「生態系と人間生活」のテーマ採用(→2018.3森林雑学ゼミ)と
軌を一にするもの。
皆の奮闘を期待し、大成を俟(ま)つ、と述べました。
応えて、新入学生より誓いの言葉。

今年も来賓多く、約30名にお越しいただいた。
その祝辞、祝電披露の後、
家族も交えての記念撮影。

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そして、恒例、地元駅前活性化委員会の方々による
入学お祝いの餅つき。
毎度のことながら、皆さんのお気持ちに心から感謝。
つきたての餅、それも
餡ころ餅、きな粉餅、蓬餅に、かやく汁。
新入生も呼びかけられて、杵を振るう。

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正門入ってすぐにある、シダレザクラ。
今年は全国的な早い開花で、
入学式までもつかと皆が心配していたが、
もった、もった。満開に近い状態で。

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