木曽谷、今年のサクラ早い

熊本、いえ、今や九州の地震。
余震は続き、被害の大きさは日を追うごとに明らかに。
改めて、心からのお見舞い申し上げます。

この地震のニュースにふれたのは、
長野林大での講義のために出向いた、木曽の宿でした。
思えば、木曽も、30年ほど前でしたでしょうか。
大きな地震に見舞われています。

そんな木曽谷に咲くサクラ。
4月14~15日の時点では満開でした。
興禅寺、伝木曽義仲手植えのシダレザクラも。

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しかし。これは異変です。
去年もちょっと早かったが(→2015.4.20ひとりごと)、
今年はもう、本当に明らかに。
かつて満開といえば、標高600mの松本でも20日過ぎ。
さらにのぼって標高700mを越す寒冷地である木曽福島では、
例年、4月下旬です。
昭和50年代には、それを背景に鯉のぼりが泳いでいたものでした。

今年の開花時期の早さは、全国的なもの。
京都・大阪では、開花宣言3月23日で平年より1週間も早く。
もっとも、直後に寒波が来て低気温となり、
おかげで花期が半月にもわたったのでした。

この状況、地球温暖化の影響です。
我々はつい、花が見られる時期のことばかりにとらわれてしまいがちですが、
実は前年の夏にできる花芽が開くには、
春に先行する冬の寒さが欠かせません(→2010.3森林雑学ゼミ)。
ということは、温暖化が進めば花咲かなくなる・・・? なんて懸念が。
温暖化対策、やはり重要な課題です。

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