京の木造建築、新と旧

1月24日、木造家屋建築推進に関わる講演会がありました。
題して「京都木材会館・木造4階建ての魅力」。
講師は、木四郎建築設計室、1級建築士の奥田辰雄氏

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「建築基準法」が制定されたのは、戦後まもなくの昭和25年
戦災で「燃える木造」の印象強烈な木造家屋に対する処置厳しく、
木造建築は「500平方メートル・2階建て以下」と制限されました。
ある程度の面積を伴う公共施設の木造は、事実上不可能。
で、現「京都木材会館」も鉄筋コンクリート建てやむなく、
すでに40年を経ました。

この間、木造建築の耐火・耐震技術も進歩しました。
森林国日本で、国産木材の使用を推進することが、
森林を健全に維持し、国土環境のためにも効果的
との意識も高まり、平成22年には
公共建築物木材利用促進法が制定され、また、
政府補助金を伴う木造技術先導事業の制度も発足しました。

この制度に採択されたのが、京都木材会館の木造建替えです。
木造4階建て、床面積800平方メートル、京都産木材100%使用、
地元の設計事務所・工務店による耐火建築、11月竣工予定。
木材産業活性化、そして
二酸化炭素貯留(→2015.1ちょっと教えて)の意味もこめて。祈成功。

11月竣工予定(下の写真はその完成予想図)。

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京都の木材利用の象徴、京町家。
この講演会の数日前、1月19日、
京林大の1年生、現地実習で三条釜座の斧屋さんへ。

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明治初めの建築、現在は町内会の所有。
格子造りの表、内の通り庭、前栽・・・。京文化の香り。

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