芦生、スギとキノコと

NPO自然大学恒例、秋の芦生実習(→2013.10.25ひとりごと)。
今年も10月18~19日、1泊2日で
丹波にある、
京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林へ。
例年、「芦生へ行きたいから、自然大学を受講」
という人がいる、人気の実習。
今年は雲ひとつ無い好天気2日間。

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今回は、少しばかり現地の植物解説を。

まずは、芦生原産のアシウスギ。

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裏スギ(日本海側スギ)は、表スギ(太平洋側スギ)と比べて
葉が柔らかく、手で握っても痛くない。
伏条更新、萌芽更新しやすく(→2014.5.9ひとりごと)、
その典型が、これ。
天然林も秋の日に映えて、輝く。

続いて、ツキヨタケ。

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今年はキノコ類の発生が良いというが、
この林内でもブナの枯木にツキョタケ密生。
暗がりで青白く発光するので有名、実は猛毒。

こちらは蝋細工のようなスッポンタケ。

20141027IMG_8601.jpg

その名のとおりスッポンの頭のような姿、
悪臭を放つが無毒。
中華料理では食材として。

最後は、ラン科のツチアケビ。

20141027IMG_8600.jpg

花はシカの好物だが、幸いにも食い残されて
キノコに負けじと結実。
この果実、乾かせば漢方薬強壮剤「土通草」に。


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