迎賓館と祇園祭・鉾建て

京都林大の教科「京の木と文化」の一環として、
7月12日、京都御苑にある迎賓館と祇園祭の鉾建ての見学へ。

迎賓館は、海外からの賓客をお迎えすべく、
東京赤坂の既設の館と日本に2ヵ所、内閣府管理。
こちらは、正門。

20130716IMG_5475迎賓館正門

平成17年新築の鉄筋コンクリート製ながら、
内・外装に木材をふんだんに使い、
入母屋・数寄屋造りの和風の良さを創出。
大工、左官、庭造り、截金(きりがね)、織物など、
伝統的技術を結集した、まさに「現代伝統文化館」。

通用門前に、林大生集合。いよいよ見学開始。

20130716IMG_5446迎賓館裏入り口

入館にも、身分証提示、持ち物検査厳重、
見学専用靴下・スリッパ・手袋着用。

ケヤキ材ふんだんの玄関から、
待合の「聚楽の間」を抜けて、「夕映えの間」へ。
綴織り(つづれおり)の大作『比叡月映』と『愛宕夕照』が壁に広がる。
続いて、藤の花をモチーフとする綴織り『麗花』の「藤の間」、
長さ12mの大机ある 和室「桐の間」と進む。
その後、池に架かる橋掛かりを経て、一巡完了。

すごい、の一言。
最も新しい国宝の候補というのも、納得。
なお、館内写真撮影公表は原則禁止。内部の様子は、内閣府ホームページにて。

同日午後、
御苑内で樹木実習後、京都市内繁華街へ移動、
7月17日に巡行の日を迎える祇園祭の鉾、
南観音山の鉾建てを見学。
祇園祭巡行の山鉾には「山」と「鉾」があるが、
「山」の特徴は台車に立てる、真木。
神の憑代(よりしろ)とする生立木のことだ(→2012.7ちょっと教えて)。

釘は使わず、縄だけで組み立てた台車は一種の芸術品、

20130716IMG_5494.jpg

この台車を綱で引いて横に倒し、

20130716IMG_5497南観音山

その中心にあたるところに横から真木を差し込み、

20130716IMG_5499.jpg

また綱を引いて、台車を元に戻す。

20130716IMG_5501.jpg

すると、真木、直立す。

20130716IMG_5503.jpg

周辺の見学者、一斉に拍手喝采。



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