2011年の昆陽池

2月20日、大阪空港(伊丹)の近くにある
昆陽(こや)池、自然大学野外実習。
奈良時代造成、そして今は野鳥飛来で有名な池。

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昨年は「鳥・とり・トリ」だったが、今年は、鳥激減。
流入河川のないこの池は現在、護岸工事中、

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そこへ本年1月、死亡した鳥から
高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)が検出され、
水辺への立ち入り禁止。
池に遊びに来る人々も鳥との接触禁止、餌もやれない。

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その池で、平気な顔で激増を続けるのがカワウ。
見た目でも、昨年よりぐんと増えた。
人々の立ち入り禁止地帯にも、勢力を拡大。
その糞のための樹木立ち枯れも激増。

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この糞害、琵琶湖・竹生島が有名だが、ここでも再現。
立枯れ林の補植も行われているが、追っつかない。

勉強会で、こんな話をしてきました。

豊かな自然とは、生物多様性が保たれたもの。
それは多種の共存が維持されて、維持されている。
ここのカワウの例のように、
ある1種類だけが極端に増加すると、生態系は潰れます。
その後、時間を掛けて、生態系は復活してくるでしょう。
ただし、その種構成は、元の種とは限りません。
このこと、
「カワウ」を「ヒト」と置き換えても、いえることなのです。


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只木 良也

Author:只木 良也
森林雑学研究室
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